膝・肩の痛み

膝の痛み

膝の痛み膝の痛みの現れ方は多種多様です。
当院では、歩いたときに痛い、曲げたとき・伸ばしたときに痛い、階段をのぼるときだけ痛い、寝ているときに痛いといった、膝の痛み全般に対する治療を行っております。
変形性膝関節症、靭帯損傷、半月板損傷、腫瘍などさまざまなものが原因となりますので、「歳だから仕方ない・治らない」といったふうには考えず、お気軽に当院にご相談ください。

膝の痛みの原因は主に「変形」・「外傷」・「炎症」の3種類

膝の痛みは、以下のように大きく3つに分類することができます。

①変形性膝関節症

膝の関節軟骨が減少して疼痛や動きにくさを引き起こす病気で、加齢による変化(変性)が主な原因です。
症状には痛み、動かす範囲の制限、水がたまることがあります。最初の段階では、起き上がったり歩き始めたりすると痛みが生じますが、休んでいれば痛みは取れます。しかし、中期になると正座や階段の昇降が難しくなり、末期になると安静時でも痛みがとれず、膝が変形し、伸ばせなくなり歩くのが難しくなります。 治療には手術以外の方法(保存的加療)と手術的加療の両方があります。 
変形性膝関節症は10〜15年で進行し、高齢者の寝たきりの原因の一つになりうる、とされており、当院では初期治療と進行の予防を全身の状態に合わせて行っています。

当院での治療
  • 自宅でのホームエクササイズの指導
    患者様の筋力に合わせたオーダーメイドの運動説明用紙を使った指導を行っています。

  • 理学療法
    理学療法士によるマンツーマンの運動療法をうけていただくことが可能です。

  • 物理療法
    温熱、電気刺激、超音波、レーザーなどの物理的な力によって回復を促す治療です科学的に根拠のある治療をおすすめしています。(1)
    ・超音波治療:推奨グレードA エビデンスレベル1
    ・レーザー治療:推奨グレードB エビデンスレベル2
    ・電気刺激治療:推奨グレードB エビデンスレベル2

  • 薬物療法
    効果のある治療を副作用や今飲んでおられる薬との相互作用などを検討しながらご提案します。

  • 関節注射
    必要な場合にヒアルロン酸の関節内注射を行っています。

人工膝関節置換術を含めた手術対応は、関節外科専門医が常勤で居られる病院にご紹介しています。

②外傷性(靭帯損傷、骨折、半月板損傷、周囲筋損傷など)

スポーツ外傷、交通事故などの外力によって起こるのが、靭帯損傷、骨折、半月板損傷、周囲筋損傷などです。
変形性膝関節症とは異なり、患者様が明らかな原因を自覚していることが多いため受診に至りやすい傾向があります。
保存療法による治療が可能ですが、手術が必要になることもあります。

当院では膝関節疾患には急性期の治療と診断を行い、手術対応が必要と判断された場合は関節外科が常勤で居られる病院にご紹介しています。

③その他(関節炎、感染性疾患、慢性関節リウマチ、腫瘍など)

関節炎、感染性疾患、慢性関節リウマチ、腫瘍なども、膝の痛みの原因になります。
この中でもっとも多いのが、慢性関節リウマチです。

関節性リウマチ

関節の痛み、腫れ、朝のこわばり感が主な症状です。最初は手足の小さな関節から始まることが多く、左右対称に症状がでることが多いです。全身の倦怠感、微熱などがもおきることがあります。
当院では症状と検査から早期診断と初期治療を行い、専門医の治療が必要と判断された場合はリウマチ専門医を紹介しています。

肩の痛み

肩の痛み実は「肩凝り」と「肩関節の症状」は多くの場合、原因が違います。肩の痛みは、様々なものを原因として起こります。
肩こりがひどい、肩が張った感じがする、急に強い痛みに襲われた、痛みにより肩の動きが悪い・上がらない、スポーツ・日常生活に支障があるといった場合には、まず原因を見極める必要があり、お早めに当院にご相談ください。

肩関節の仕組み

肩関節は、大きなボールが小さなお皿の上に載っている様な仕組みになっている関節です。
ボール部分は上腕骨頭と呼ばれ、腕の骨の一部です。お皿部分は関節窩と呼ばれ、肩甲骨の一部です。上腕骨頭と関節窩の表は軟骨で覆われています。
上腕骨頭(ボール)は肩の深いところにある4本の筋肉とスジで関節窩(お皿)に引き寄せられており、三角筋という浅いところにある筋肉協力して腕の骨を引き寄せて挙げる、という仕組みになっています。
4本のスジの事を「腱板」、スジにつながる筋肉を「インナーマッスル」と呼んでいます。肩を動かすと2つの骨がこすれあいます。 この関節の周囲にある軟骨、筋肉、腱は、この関節を支えて安定性を保ち、肩関節を動きやすくしています。

肩関節の仕組み
肩関節の仕組み

肩関節が痛いときに考えられる原因

肩の痛みの原因として代表的なものをご紹介します。

肩こり

「肩こり」は日本人の自覚症状の女性第1位、男性第3位です。

不良姿勢、長時間のデスクワーク、運動不足、ストレスなどを原因として起こる疾患です。肩から首、背中にかけての痛み、張った感じ、こり、重いなどの症状が見られます。「首の痛みは何科を受診すればいい?」 をご参照ください。

肩関節周囲炎(五十肩)

加齢に伴い骨・軟骨・靭帯・腱が硬くなり炎症を起こすことで、肩の痛みやこりなどの症状をきたします。ひどくなると、服を着る・髪を洗うのも辛いというほど症状が強くなります。
消炎鎮痛薬などを用いた薬物療法、ヒアルロン酸注射、ブロック注射、理学療法といった保存療法を行います。

症状

動かすときの痛み(前に上がりにくい、外に回しにくい、内に回しにくい)、夜の痛み(寝返りをしても痛い)を生じることがあります。
髪を結ぶ動作、更衣動作が不自由になることがあります。
痛い肩を上にして少し曲げておく、背中を起こして寝る、などが効果があることがあります。
ほとんどの方は数週間から長くて半年の保存的加療で良好に改善されます。

当院での治療
  • 自宅でのホームエクササイズの指導
    患者様の筋力に合わせたオーダーメイドの運動説明用紙を使った指導を行っています。

  • 物理療法
    温熱、電気刺激、超音波、レーザーなどの物理的な力によって回復を促す治療です科学的に根拠のある治療をおすすめしています。(2)
    ・温熱療法:推奨グレード B エビデンスレベル
    ・レーザー治療:推奨グレード B エビデンスレベル
     当院ではこれらの治療を受けることが可能です。

  • 理学療法
    理学療法士によるマンツーマンの運動療法をうけていただくことが可能です。

  • 薬物療法
    効果のある治療を副作用や今飲んでおられる薬との相互作用などを検討しながらご提案します。

  • 関節注射
    症状に応じて局所麻酔薬、少量のステロイド剤あるいはヒアルロン酸を使用しています。

腱板断裂

加齢に伴う腱板の老化、重い物を持ち上げる・スポーツでの繰り返しの動作(投球練習など)、転倒時に手をついたときの外力などを原因として、腱板が切れてしまった状態です。
痛み、腕が上がらない・回せないなどの症状をきたします。
断裂部位が治癒することはありませんが、70%は保存的加療で軽快するとされており(3)、当院では初期診断と保存的加療(理学療法、物理療法、消炎鎮痛薬を用いた薬物療法、ヒアルロン酸注射)などの保存療法を行っています。

石灰沈着性腱板炎

腱板に石灰が沈着し、炎症が起こった状態です。肩に強い痛みが生じ、眠れないほど悪化することがあります。また、腕が上がらない・回せないといった症状も見られます。
消炎鎮痛薬を用いた薬物療法、ブロック注射、理学療法といった保存療法を行います。

当院で肩関節疾患には急性期の治療と診断を行い、手術対応が必要と判断された場合は関節外科が常勤で居られる病院にご紹介しています。

推奨グレード・エビデンスレベルとは

その治療方法がどれぐらい信頼のおける研究で効果がみとめられたのか、の指標になるものです。あくまで、その時代の、治療の出発点としてこんな事が言われていた、として捉えていただければ幸いです。

「理学療法介入」の推奨グレード分類

A:行うように勧められる強い科学的根拠がある
B:行うように勧められる科学的根拠がある
C1: 行うように勧められる科学的根拠がない
C2:行わないように勧められる科学的根拠がない
D:無効性や害を示す科学的根拠がある

「理学療法介入」のエビデンスレベル分類

1:システマティック・レビュー/RCT のメタアナリシス
2:1 つ以上のランダム化比較試験による
3:非ランダム化比較試験による
4:分析疫学的研究(コホート研究)
5:分析疫学的研究(症例対照研究,横断研究)
6:記述研究(症例報告やケース・シリーズ)
7:患者データに基づかない,専門委員会や専門家個人の意見

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